手書きからの脱却!デジタル化準備に必要な機材をご紹介
今回は、デジタル化に向けて最初に揃えたい機材について解説します。デジタル化というと難しく感じるかもしれませんが、必要な機材を揃えれば、意外と簡単に始められます。
なぜ機材選びが重要なのか?
デジタル化と聞くと、「難しい」「お金がかかる」といったイメージが先行してしまうかもしれません。しかし、デジタル化は業務効率化やコスト削減、さらには働き方改革にもつながる、建設業にとって非常に重要な取り組みです。
そして、その第一歩となるのが「適切な機材を選ぶこと」。 自分に合った使いやすい機材を選ぶことで、デジタル化へのハードルをグッと下げることができます。
最低限必要な3つの機材
- パソコン
デジタル化の中心となるのがパソコンです。Windows 11搭載モデルを選び、CPUはCore i3以上、メモリは8GB以上、ストレージはSSD 240GB以上を目安にしましょう。
特に、見積書や請求書の作成、データ分析などを行う場合は、Microsoft Office(Word、Excelなど)がプリインストールされていると便利です。
最近では、薄型軽量で持ち運びに便利なノートパソコンも数多く販売されています。現場と事務所を行き来する機会が多い方は、持ち運びやすさも重視して選ぶと良いでしょう。
- スキャナー付きプリンタ
紙媒体の書類をデジタルデータに変換(PDF化)するために必要です。
過去の図面や契約書などをPDF化することで、検索性が高まり、必要な情報をすぐに探し出すことができます。また、保管スペースの削減にもつながります。
複合機タイプを選べば、印刷、コピー、ファックス機能も利用できるので、一台で様々な業務に対応できます。
- インターネット接続環境
クラウドサービスの利用や情報収集など、インターネットへの接続は必須です。
光回線など、安定した通信環境を確保しましょう。現場でインターネットを利用する場合は、モバイルルーターが便利です。毎月の固定費が気になる方は、プリペイドSIMカードが使えるモバイルルーターを選ぶと良いでしょう。
あると便利なプラスワンアイテム
- スキャンスナップなどの専用スキャナ
大量の書類をスピーディーにPDF化したい場合は、専用スキャナがあると便利です。
例えば、PFUの「ScanSnap」シリーズは、高速スキャンや自動原稿送り機能など、効率的に書類をデジタル化できる機能が充実しています。
初期費用を抑えたい場合の選択肢
- 中古のパソコン
まずはデジタルに慣れることから始めたい、初期費用を抑えたいという方は、中古のパソコンからスタートするのも良いでしょう。
メルカリやネットオークションなどで格安な中古パソコンが販売されていますが、中には粗悪なSSDが搭載されていたり、スペックが足りないパソコンに無理やりWindows11をインストールしたものも見かけます。業務に使うパソコンは、信頼性と安定性が求められます。購入前に動作確認ができ、サポートもしっかりしているお店を選びましょう。
デジタル化は「まずやってみる」ことが大切!
デジタル化は、決して難しいことではありません。
必要な機材を揃え、まずは「やってみる」ことが大切です。 わからないことがあれば、AIチャットサービスなどを活用して気軽に質問してみましょう。
デジタル化は、あなたのビジネスをより強く、より効率的にしてくれるはずです。
さあ、勇気を出してデジタル化への第一歩を踏み出しましょう!
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